Ka Lā I Ka Hikina Hula Fes in MIYAZAKIの旅行記①

宮崎での4日間の旅を終え、まだその余韻に浸っています。
マウイからクムフラのウルヴェヒ・ゲェレロと、ハーラウフラカウルオカラーのダンサーやファミリーが宮崎を訪れ、カヒコやアウアナを披露するツアーに参加できるなんて、夢のような時間でした。

1日目:「ウルヴェヒ・ゲェレロと行く南宮崎神話旅」
総勢3台のバスで南宮崎を巡りました。参加者はマウイ、日本各地(北海道から地元宮崎まで)、さらには台湾からも多くのフラダンサーが集まりました。途中、あいにくの雨も降りましたが、みそぎ池でのカヒコ奉納の際には雨が止み、テレビ局の取材やギャラリーの皆さんと共に神聖な儀式をしっかりと見届けることができました。

みそぎ池
クム・ウルヴェヒ

みそぎ池は、日本神話に登場する国生みの神・イザナギノミコトが、亡きイザナミノミコトを追って黄泉の国へ向かった後、穢れを祓うためにみそぎを行ったとされる場所です。その由緒ある地で、ほら貝の音が響き渡り、オリと日本の笛の調べが空気を一変させました。さらに、クム・ウルヴェヒがハワイから持参した水をみそぎ池へ捧げる儀式が行われ、その後カヒコが奉納されると、感動のあまり涙が止まりませんでした。

サンメッセ日南でのフラ奉納
モアイ像で有名なサンメッセ日南では、クム・ウルヴェヒが作詞作曲した「Miyazaki I Kahikina O Ka La」がウクレレの生演奏とともに披露されました。美しいメロディと、クムの宮崎への愛、ダンサーの皆さんの心のこもったフラに、ここでもただただ涙が流れる瞬間でした。

サンメッセ日南
Miyazaki I Kahikina O Ka La

ランチタイムの交流
昼食は、地元宮崎のフラ教室「ローズフラスタジオ」の皆さんと同じテーブルとなり、宮崎名物の料理を味わいながらフラ談義に花を咲かせました。

鵜戸神宮と青島神社へ
その後、国指定名勝の「鵜戸神宮」と「青島神社」を訪問。途中、宮崎の有名な「鬼の洗濯板」と呼ばれる美しい海岸線も堪能しました。

鵜戸神宮
青島神社
青島神社奥の参道
鬼の洗濯板

青島神社では、本宮のある奥の参道へ足を踏み入れた瞬間、圧倒的なエネルギーを感じました。連日の移動で少し疲れていましたが、ここで驚くほど元気に。最終の観光地ということで、訪れた時間が遅く、ゆっくりと回ることができなかったため、次回はぜひじっくり再訪したいと思います。エネルギーの凄さは、感覚の鋭い人にはきっと伝わるはず。

宮崎の味を堪能
夜はホテル近くの店で宮崎地鶏料理を美味しくいただきました。
この日は、興奮が冷めやらず、疲れているはずなのになかなか寝付けない夜を過ごしました。

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