レイをゴミ箱に捨ててはいけない理由:ハワイの「レイ・エチケット」に学ぶアロハの作法

ALOHA!Ka Hōkūlani HULA STUDIOのMotoeです。

ハワイと聞いて思い浮かべるもの――それは首にかけられる美しい「レイ(Lei)」ではないでしょうか。
レイは歓迎や別れ、卒業式や誕生日など、人生の節目に贈られるハワイ文化の象徴です。

しかし、レイは単なる装飾品や観光の記念品ではありません。そこには「アロハ(愛)」が込められており、受け取った私たちにも守るべき大切な作法があります。

古代ハワイでは、レイは神々への敬意や王族の地位を示す神聖なもの。
花や葉、貝殻など自然の恵みを集め、一本の糸に紡ぐことは「愛の労働」です。
贈られるレイは「永遠の愛」「尊敬」「感謝」「友情」を形にしたものなのです。

レイを捨てることは、贈り主の愛を捨てることを意味します。
それは心を踏みにじる行為であり、ハワイ文化では最も失礼なこととされています。

命を終えたレイは「大地に還す」のが伝統的な作法です。

  • 森や庭に返す
  • 土に埋める
  • 木に吊るす
  • 儀礼的に燃やす

現代では、窓辺に吊るしてドライフラワーにしたり、車の飾りとして残すこともあります。
大切なのは「ゴミ」ではなく「愛の象徴」として最後まで敬意を払うことです。

  • 拒否しないこと:レイは愛の申し出。断ることは贈り主のアロハを拒むことになります。
  • 妊婦への配慮:妊婦には輪になっていない「オープンレイ」を贈るのが正しい作法です。

フラにおいてレイは特別な意味を持ちます。
マイレやレフア、シダはフラの女神「ラカ」の神聖な身体とされ、ダンサーがレイを身に纏うことは女神と一体化する儀式です。

レイ・エチケットを学ぶことは、文化の表面をなぞるのではなく「アロハ」の精神そのものを理解する第一歩。

Ka Hōkūlani HULA STUDIOで、ぜひこの美しい哲学に触れてみてください。

Me ke aloha pumehana, Motoe

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