ALOHA!Ka Hōkūlani HULA STUDIOのMotoeです。
フラを学んだことがある方なら、「ラカ(Laka)」という女神の名前を耳にしたことがあるかもしれません。
ラカとは何か? それはハワイ神話において「フラの守護神」として崇拝される存在であり、フラは彼女からの神聖な贈り物とされています。ハーラウ(フラの学校)には、ラカに祈りを捧げる祭壇「クアフ」が設けられることもあります。
しかし、ラカの意味は「フラの女神」だけではありません。彼女は同時に「森の女神」でもあるのです。踊りと森――一見遠いように思える二つは、実は切っても切れない魂のつながりを持っています。
🌿 キノ・ラウ:神は自然に宿る
古代ハワイアンの世界観を理解する上で欠かせない概念が「キノ・ラウ(Kino Lau)」です。これは神々が自然界に顕現する姿を意味します。
ラカのキノ・ラウは森に生い茂る植物たち。
- マイレ(Maile):香り高い神聖なツル植物
- オヒア・レフア(ʻŌhia Lehua):火山に咲く赤い花、火の女神ペレの化身ともされる
- パラパライ(Palapalai):瑞々しいシダ植物
- キ(Ti / ティーリーフ):魔除けや儀式に用いられる植物
これらは単なる象徴ではなく、ラカそのものなのです。
🌸 クアフに捧げる女神の身体
ハーラウに設けられる祭壇「クアフ」には、ラカの身体とされる植物が飾られます。
これは装飾ではなく、女神を迎え入れ空間を神聖にする儀式。ダンサーたちはここで「ホオウル(インスピレーション)」を授かるよう祈ります。
🌺 ダンサーが纏う女神の身体
ダンサーが身につけるレイやクペエは、衣装ではなくラカの身体そのもの。
マイレのレイは「女神とダンサーを結ぶ臍の緒」とも比喩されます。
植物を纏うことでダンサーはラカと一体化し、神聖な器となってフラを踊るのです。
🌈 フラと自然が結ぶ癒やしの時間
フラは単なる踊りではなく、森と女神ラカと一体になる神聖な行為。
Ka Hōkūlani HULA STUDIOでは振付の技術だけでなく、神話や文化の背景を学ぶことを大切にしています。
レッスンで呼吸を整え、ステップを踏むとき――それは森の女神ラカと繋がり、自分自身が自然の一部であることを思い出す、ホリスティックな癒やしの時間なのです。
Me ke aloha pumehana, Motoe
