5月10日(日)に開催された「大森貝塚縄文マルシェ」。
少し時間が経ちましたが、この特別な一日を、写真とともにゆっくり振り返りたいと思います。
今回のイベントで最も印象的だったのは、やはり神楽殿でのパフォーマンスでした。
普段は閉ざされている神聖な空間に足を踏み入れ、静かに息を整えながら舞台に立つ瞬間。 神楽殿の木の香り、差し込む柔らかな光、そして見守ってくださる方々の温かな視線が、すべて一体となって私たちを包み込んでくれました。
踊り始めると、神楽殿の空気がふっと動き、フラのリズムが空間に溶けていくような感覚がありました。
この場所で踊らせていただけたことは、スタジオにとっても、私自身にとっても大きな喜びであり、忘れられない経験となりました。

本番前に神楽殿の前で撮影した集合写真には、仲間とともに舞台に立つ喜びがそのまま写し出されています。
緊張の中にも笑顔があふれ、衣装の色合いと神社の静かな佇まいが美しく調和していました。
この写真を見ると、当日の空気が鮮明によみがえり、胸の奥がじんわり温かくなります。
「今日もみんなでいい時間をつくろう」 そんな気持ちが自然とひとつになり、言葉を交わさなくても心が通じ合っていたように思います。
集合写真は、ただの記念ではなく、私たちの“チームとしての姿”を象徴する大切な一枚になりました。

舞台裏でのこの一枚は、今回のイベントの中でも特に心に残った瞬間です。
生徒さんたちが自然と集まり、メイクを手伝ったり、衣装の細かな部分を整えたり。 誰かが困っていれば、すぐに誰かがそっと手を差し伸べる。そんな温かい光景が広がっていました。
そして今回は、産休中でお休みしている生徒さんが出店していた占いブースにも、多くの生徒が足を運びました。 産休に入った後に入会した新しい生徒さんたちも、まるで以前からの仲間のように自然にブースを訪れ、それぞれが抱えている悩みや迷いを相談していました。
初対面でありながら、フラを通じてつながった者同士だからこそ生まれる安心感や信頼感が、そこには確かにありました。
占いを受けた生徒さんたちが「すごく前向きになれた」「話してよかった」と笑顔で戻ってくる姿を見て、 スタジオという枠を超えて、人と人が支え合う輪が広がっていることを強く感じました。

大森貝塚遺跡庭園でのパフォーマンスでは、Motoeがイプヘケを叩きながら歌声を響かせ、会場全体が一気に引き込まれるような空気に包まれました。 イプヘケの深く響く音と、自然の中に溶け込むような歌声が重なり、縄文の地にふさわしい独特の雰囲気をつくり出していました。
観てくださった方々の表情も柔らかく、音に耳を傾けながら心地よい時間を過ごしている様子が伝わってきました。 この瞬間は、フラの持つ力と、音楽が生む“場のエネルギー”を改めて感じさせてくれるものでした。

当日は、踊り以外にも、占いブースやカフェでの交流、ご家族やご友人の応援など、温かい時間がたくさんありました。 イベント出演がすべてではありませんが、練習の成果を披露する場があることで、生徒さんたちのモチベーションが高まり、そこからまた新しい出会いや輪が広がっていきます。
「Ka Hōkūlani HULA STUDIO」の絆がより深まった、かけがえのない一日。 大森貝塚縄文マルシェに関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
