アロハの奥にあるもの役割に疲れた「私」を癒す――ハワイの叡智と動く瞑想
「今日も、自分のためには何もできなかった」 夜、ふとため息をついてしまう日はありませんか。妻として、母として、職場の一員として、私たちは毎日、誰かの期待に応えるために懸命に生きています 。 休日になって「少し休めばいい」と頭ではわかっていても、ただ泥のように眠るだけで終わってしまう。そんな日々を繰り返すうちに、自分が何をしたかったのか、何をしていると満たされるのかという「本当の自分の感覚」が薄れていってしまうことがあります 。
でも、安心してください。あなたのその感覚は失われたわけではなく、ただ静かに眠っているだけなのです 。 本書『アロハの奥にあるもの』のプロローグでは、役割という重い仮面の下で疲れ切ってしまった心を癒やし、もう一度「ただの私」として凛と立ち直るための「動く処方箋」について語られています 。
「フラダンスって、若くて華やかな人がやるものでしょう?」と思う方にこそ、知っていただきたいハワイの叡智があります 。色鮮やかなドレスや軽やかな音色の奥には、過酷な歴史の中で守り抜かれた、心と身体を深く結び直す秘密が隠されています 。心理カウンセラーであり、古典フラ(カヒコ)の指導者である著者が、大地を踏みしめるステップと深い呼吸がいかにして言葉にならない悲しみをほどく「動く瞑想」となるのかを紐解きます 。
「もう若くないから」というためらいは、あなたが人生に誠実に向き合ってきた確かな証です 。この本は南の島の遠い物語ではなく、今ここを生きるあなた自身の再生の物語です。活字を追うごとに自然と呼吸が深まり、無意識に着込んでいた鎧がふわりとほどけていくのを感じていただけるはずです 。まずは深いひと呼吸から、ご一緒に歩き始めてみませんか?

