ALOHA!Ka Hōkūlani HULA STUDIOのMotoeです
今、世界中から尊敬を集めるフラ。
その美しさと精神性は、ハワイ文化の象徴として輝いています。
けれど、その歴史は決して平坦ではありませんでした。
古典フラ(カヒコ)が、存続すら危ぶまれた時代があったのです。
今日は、フラが「野蛮」で「不道徳」だとされ、公の場から姿を消していった――
その悲しい歴史について、少しだけお話しします。
🌿 神聖な儀式から「異教の踊り」へ
19世紀、ハワイに到着した宣教師たちは、フラを「異教の信仰表現」と見なし、「不道徳」で「野蛮」だと断じました。
古代ハワイアンにとってフラは、神々を讃え、神話や歴史を伝える神聖な儀式でした。
けれど、その尊さは、西洋の価値観の中では受け入れられなかったのです。
🌊 1830年、フラが違法となった日
宣教師の影響を受けたカアフマヌ女王は、1830年にフラを公の場で禁止しました。
ハワイアンは、自らの土地で、神々に捧げる踊りを踊れなくなります。
文化は「冬の時代」を迎えました。
📖 本当に失われかけたもの:「生きた図書館」
古代ハワイ社会には文字がなく、フラこそが神話や系譜、歴史、自然の知識を伝える唯一の「生きた図書館」でした。
フラを禁じることは、踊りを奪うだけではありません。
「記憶」と「アイデンティティ」を奪うことにもつながっていったのです。
🌸 秘密裏に守られた伝統
それでもフラは消えませんでした。
クムフラやダンサーたちが、命がけで知識を守り継いだのです。
そして、やがて「メリー・モナーク/陽気な王」と呼ばれたカラカウア王の尽力によって、
フラは再び光を取り戻していきます。
🌈 私たちが今フラを学ぶ意味
今日、私たちが古典フラを学べるのは、
この時代を耐え抜いた人々の「祈り」と「抵抗」のおかげです。
Ka Hōkūlani HULA STUDIOが、ステップだけでなく「物語(モオレロ)」や「詠唱(オリ)」を大切にしているのは、
フラが文化の魂そのものだから。
フラを学ぶことは、歴史を越えて生き抜いたハワイアンの精神に触れ、その存続を担う誇り高き行為なのだと思います。
あなたは、フラのどんな瞬間に「魂」を感じますか。
よかったら、ぜひ教えてください。
フラを学ぶことは、歴史を乗り越えてきたハワイアンの精神に触れ、その存続を担う誇り高き行為なのです。
Me ke aloha pumehana, Motoe
